ロードバイク用カメラを探しているサイクリスト
この間ヒルクライムして登った山で見た景色が、涙が出るくらい最高にきれいだったな。その感動を写真で残そうと、スマホでとったけど・・・なんかイマイチ。
ちゃんとしたカメラだったら、しっかり感動を写真に残せたかな・・・
でも、カメラなんてわかんないから、オススメのカメラを教えてよ!
こんな悩みに答えます。
一生懸命漕いで登った坂の上から見える涙が出るほど美しい風景
仲間といったロングライドでの思い出
ロードバイクで出会った光景を写真で残したいと思ったことは多いハズ。
とはいえ、いざスマートフォンで撮ってみてもいまいち写真がパッとしない・・・
それならば、カメラ(一眼レフ・ミラーレス・高級コンデジ)デビューしてみませんか?
今回は、カメラ歴6年のわたしが「初めてでも後悔しないロードバイクにおすすめのカメラの選び方を紹介」するので、是非ロードバイクでの感動を写真に残して一生の思い出にしてください!
では、「【感動をカメラで残す】ロードバイクにおすすめな一眼・ミラーレスカメラ」を紹介します。
ロードバイク用カメラのおすすめな選び方
私が考える「ロードバイク用カメラのおすすめの選び方」のポイントは以下です。
POINT
- できるだけ「軽く」「小さい」カメラがおすすめ
- SNS連携は「必須機能」
- 「拡張性」は考えなくて良い
- 場合によっては「中古品」も視野に入れるべき
それでは実際に、一つづつ詳しく解説します。
ロードバイク用カメラは軽くて小さい方がおすすめ
ロードバイクで使用するカメラは、小さければ小さいほど、軽ければ軽いほどよいです。
その理由は、ロードバイクは持ち運べる容量に限りがあるからです。
自転車はその他の移動手段とは異なり、持ち運べる容量がかなり限られています。
カメラの収納方法はいくつかありますが、それでも収納についてはベテランサイクルカメラマンでも悩むところ。
また、ロードバイクの世界では、数g減らすのに何万円もかけているのが現状です。
そのような中で、カメラだけで何kgもアップしてしまっては本末転倒です。
このような現状から、ロードバイク用のカメラは可能な限り「軽量」で「コンパクト」である必要があります。
スマホ(SNS)と連携できることは必須
せっかく撮った写真を一人で眺めるのもいいものですが、ここは是非SNSにアップすることをおすすめします。
ハッシュタグなどをつけて誰かと共有するのはもちろんのこと、そこから新しい仲間が増えるかもしれません。
更には、自分の活動記録となってスランプ時の励みになるかも・・・
スマホ対応していないカメラでもスマホと接続する方法
最近発売されているカメラはほぼスマホ連携対応ですが、古いカメラは対応していないことも多いです。
そういう場合は、「Flash Air」という特殊な”SDカード”を使えば簡単に転送することができます。
とはいえ、やはり利便性は落ちてしまう上にSDカード自体の値段も高いので費用と相談しましょう。
拡張性(マウント)は考えなくても良い
カメラには”マウント”と言って、レンズのコネクタ部の規格がありますが規格の一致したレンズと本体でしか使用出来ません。
カメラで撮れる写真は、テクニックが大きく作用しますがレンズによっても画の写りが変わってきます。
そのため、写真家の間では「カメラ選びはレンズから」と言われる事もあるくらいです。
しかし、先程も言ったように「軽い=正義」で「可能な限り小型・軽量」ということを踏まえると選択肢は限られてしまいます。
元からもっているならともかく、初めてであれば気にする必要はありません。
場合によっては「中古品」も視野に入れるべき
元来”カメラ”というものは、”衝撃に弱い”ものです。
しかし、ロードバイクというのは絶えず衝撃にあっているので、少なからずカメラにダメージを与えていきます。
さらに転倒して故障するリスクもあるため、その事を考えた場合あまり高いカメラだと立ち直れないかもしれません。
また、初期費用を抑えてロードバイク資金に回すことも出来ます。
せっかく始めるのであれば「新品」を手に入れたいところですが、こういったリスクを考えると敢えて「中古品」を選ぶというのもアリだと思います。
ちなみに私は、ロードバイク用カメラは「中古品」を使っています。
最近はアマゾンでも中古品を扱っているので、初心者でも購入しやすいです。
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カメラの種類を比較してみよう
一口に【カメラ】と言っても、いくつか種類があります。
例えば、「一眼レフ」「ミラーレス一眼」「コンデジ」「アクションカメラ」などがあります。
それぞれ得意とすることが違うので、しっかり特徴を把握しておきましょう。
表にまとめたので参考にしてください。
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一眼レフカメラの特徴
特徴
- レンズを豊富に使用できる=画の”幅”が広い
- 大きいサイズのセンサーを手軽に楽しめる=画質がいい
→ミラーレスも大差なくなりました - 耐久性に優れる
- バッテリー持ちがいい
- 使用者が多い=わからないことがすぐわかる
- 本体が大きい=持ち運びしづらい
- 比較的重い=ロードバイクには致命的
通常「カメラ」と言われて真っ先に思いつくのが、この「一眼レフカメラ」ではないでしょうか。
”ザ・カメラ”というフォルムですよね。
プロが商売道具として使用するカメラで、その性能はお墨付きです。
また、長い歴史があるため様々なレンズを使用することができ、作品作りに限界はありません。
※カメラで作れる”画”は、レンズによって大きく左右されます。
しかし、どうしても本体が大きくかさばってしまうので”持ち運び”という点では、劣ってしまうのが最大の欠点です。
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ロードバイクにおすすめな一眼レフカメラ
ロードバイクにおすすめな一眼レフカメラを紹介します。
- 最もベーシックで初心者でも安心なカメラ:Canon EOS Kiss X10/NIKON D5600
- ワンランク上のスペックがほしいアナタに:Canon EOS 90D/NIKON D7500
最もベーシックで初心者でも安心なカメラ:Canon EOS Kiss X10/NIKON D5600
一番はじめのカメラとして十分なスペックを持つ、2大カメラメーカーのエントリーモデルです。
どちらのカメラも、初めて一眼レフに触れる人が抵抗なく楽しめるような工夫が施されています。
- バリアングル液晶 → 自撮りや下からのあおり撮影がしやすい
- タッチパネル液晶 → タッチするだけでピントが合う!難しい操作不要!
- スマホ連携対応 → 撮った写真をすぐにSNSへアップできる
- 重量500g以下 → 最軽量の領域で持ち運びが楽
一眼レフカメラは、もう成熟しきった分野と言われておりエントリーモデルでも十分なスペックをもっています。
ワンランク上のスペックがほしいアナタに:Canon EOS 90D/NIKON D7500
プロ機並の性能を有する2大カメラメーカーのミドルクラスモデルです。
初心者向け・エントリーグレード向けの機能やコストダウンを取り払い、よりアーティスティックな作品を仕上げる事のできる設計になっています。
一眼レフはCanonとNIKONどっちが良いの?
カメラメーカーとして、「Canon」と「NIKON」の2社出てきました。
「2大メーカー」と言ったように、どちらを選ぶかはカメラを趣味とする人たちも非常に悩ましい問題です。
とはいえ、どちらを選んでもプロでもない限り現代では大差ありません。
それほど「一眼レフ」は、成熟しきっているのです。
単純に「持ちやすい」「かっこいい」「有名芸能人が宣伝してた」とか何でも大丈夫です。
ちなみに私はCanon派です。
参考:Canonのカメラ一覧|公式HP
参考:NIKONのカメラ一覧|公式HP
ミラーレスカメラの特徴
特徴
- 本体が小型・軽量=持ち運びしやすい
- スマホとの連携に長けている=SNSに即アップできる
- 動画撮影の主流になりつつある
- レンズの種類が豊富とは言えない
- バッテリー持ちが悪い
- 価格が比較的高い
「ミラーレス一眼」は、比較的最近できたカメラで、名前にもあるように”ミラー”と呼ばれる部品がありません。そのため小型・軽量化されていることが大きな特徴です。
「一眼レフ」がレンズ込みで1kgほどになってしまうのに対して、「ミラーレス一眼」は500gほどの重量ですみます。
「ミラーレス一眼」は、SNSとの連携に優れている機種が多く「撮った写真をその場ですぐにSNSにアップする」と言ったことが、カンタンにできます。
以前は画質やスペックで差がありましたが、現在は「一眼レフ」と「ミラーレス一眼」で差は無いです。
ロードバイクにおすすめなミラーレスカメラ
ロードバイクにおすすめなミラーレスカメラを紹介します。
- 小型軽量で選ぶなら:OLYMPUS PEN E-PL9
- 動画撮影にこだわりたいなら:Panasonic LUMIX DMC-G8M
小型軽量で選ぶなら:OLYMPUS PEN E-PL9
- 最軽量の部類に入るコンパクトなミラーレスカメラ
- 本体重量:332g
- アートフィルターが豊富で映える写真がバシバシ撮れる
- もちろんタッチパネル・スマホ連携対応!
ミラーレスカメラの中でも最軽量の部類に入るコンパクトなミラーレスカメラです。
重量もレンズ込みで500gいかないほど。ウェアのバックポケットに入れられるギリギリの重さです。
(M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZとの組み合わせ)
また「クリエイティブモード」としてアートフィルターが豊富に用意されているので、スマホで加工しなくても映える写真がバシャバシャ撮れます。
もちろんタッチパネルもスマホ連携もできるので、初心者でも安心です。
ただし、液晶がバリアングル液晶ではないので自撮りなどは撮りにくいです。
参考:OLYMPUS PEN E-PL9|公式HP
参考:OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ|公式HP
動画撮影にこだわりたいなら:Panasonic LUMIX DMC-G8M
- 高性能手ブレ補正でぶれない写真・動画が撮れる
- 電子ファインダーの性能が上がり視認性アップ
→メガネでも見やすくなった - 4K映像も撮れるためダイナミックな作品作りが可能
- もちろんタッチパネル・スマホ連携対応!
実は動画撮影は、どのカメラでも可能です。
しかし、よりきれいな動画撮影をしたいなら性能の高いカメラを使用することをおすすめします。
DMC-G8Mは、一般動画撮影機では最高傑作とも呼ばれる「GH5」のテクノロジーを組み込んでおり価格を抑えながらもキレイな作品を作る事が可能です。
Youtubeに動画を上げる際は、より画質のキレイなカメラのほうが良いです。
動画は、編集作業の際にどうしても画質が下がる傾向にあります。
また、Youtubeにアップロードする際は、サイトの仕様で強制的に画質を落とされてしまいます。
そのため元の画質をいかにきれいに仕上げるかが、最終的にアップロードされる作品完成度に繋がります。
しかし、高性能機であるためサイズや重量はそこそこあり、本体単体で453gです。レンズも加わると700gほどになります。
(LUMIX G VARIO 12-60mm/F3.5-5.6 ASPH./POWER O.I.S. H-FS12060との組み合わせ)
参考:DMC-G8M|公式HP
参考:LUMIX G VARIO 12-60mm / F3.5-5.6 ASPH. / POWER O.I.S.|公式HP
コンパクトデジカメの特徴
特徴
- とにかく持ち運びしやすい
- スマホと比べて暗所に強い
- 拡張性が無い(レンズ交換ができない)
- 明るいところでは、高級スマホとの違いがわからない・・・かも?
「コンパクトデジカメ(=コンデジ)」といえば、一昔前まで一般家庭に最も多く普及しているカメラだったかと思います。
しかし、最近ではスマホカメラの画質も上がり、敢えてコンパクトデジカメを持っている人は年々減少傾向にあります。
ところが、近年「高級コンデジ」と呼ばれる画質を大幅に向上させた商品が出てきており、人気を獲得してきています。
画質は、大幅に向上しているにもかかわらず、操作性はコンパクトデジカメのママという優れものです。
スマホとの棲み分けでは、「暗所撮影」をするかどうか、がポイントになると思います。
「暗所撮影」というのは、暗い場所での撮影のことを言います。
夕方〜夜に撮影することが多い場合は、「スマホ」ではなく「高級コンデジ」のほうがキレイに写りやすいですね。
欠点としてはその名の通り価格が高く、6万円〜10万円と「一眼レフ」並の値段になります。
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アクションカメラの特徴
特徴
- 一番持ち運びしやすい → 手のひらに収まる物が多い
- 耐久性や防水性に優れている → 環境を選ばない
- カンタンにダイナミックな画が撮れる
- バッテリー持ちは比較的短い → 別売りバッテリーを複数用意すれば解決できる
- ちゃんとしたものを買うと思った以上に高い
- 「写真」というよりかは「動画」が得意
アクションカメラは、その名前の通り「スポーツなどのアクティビティ動画を撮る」ことを目的としたカメラです。
そのため、耐久性や防水性に優れており、更には誰でもカンタンにダイナミックな映像が撮れるよう広角(広く)に撮れる仕組みになっています。
例えば、ライド動画やダウンヒルなどの動画を撮りたいときなどに向いています。
本来は「動画」特化のカメラですが、モードを変更すれば写真も撮ることができます。
一眼レフだと何万円もするレンズを買わないと撮れない広角の写真を、手軽に取ることができます。
しかし、「一眼レフ・ミラーレス一眼」特有の「ボケ感」は得ることができません。
カメラを安く手に入れる方法
とはいえ、ロードバイクにカメラに・・・となると金銭的に厳しい・・・というのも頷けます。
もし、うまく撮れなくて長続きしなかったらどうしよう
買ったカメラが思ったものと違ったらどうしよう
こういった悩みには、2つの方法がおすすめです。
- レンタルサービスを使って試しに使ってみる
- 中古でカメラを買う
レンタルサービスを使ってカメラを気軽に試してみる
一番心配なのは「使わなくなること」ですよね。
カメラは万単位の買い物ですから、買ったあとに「使わなくなっちゃった」なんてことになったら悲しいですよね。
であれば、レンタルサービスがおすすめです!
実はDVDやクルマなどのレンタル同様に、カメラもレンタルサービスがあるんです。
お試しで使ってみたいな
こんなアナタにぴったりです。
おすすめのレンタルサービスは以下です。
どちらもサービス内容に大きな違いはないので、レンタルしたい商品がある方を利用するのが良いと思います。
ただ、Rentio(レンティオ)は、レンタルした商品が気に入ったらそのまま購入することもできます。
【送料無料で気軽にすぐ利用できる!】
レンタルサービスで気になるのは、「費用」ですよね。
発送してもらうため、送料とか気になります。
しかし、両者とも「送料無料」で利用できるため、レンタル料金だけで安心して使用できます。
【返送もらくらく】
使用済みのレンタル商品の返送は、箱を用意したり梱包したり大変・・・
しかし、同封の箱と伝票をそのまま使用して梱包すれば大丈夫!
発送も自宅まで集荷に来てくれたりコンビニで受け付けてくれるからラクちん!
ロードバイク用おすすめカメラのまとめ
ロードバイクは、自分の力でどこまでも行くことができます。
そして、その苦労の先に待っている空間はあなただけのもの。
その思い出をいつまでも残しておけるよう、カメラで撮っておくこともオススメします。
私個人的には
しっかりした”作品”を撮ってみたい! → 一眼レフ
手軽に感動的な写真を撮りたい! → ミラーレス
暗いところでもスマホよりキレイな写真を撮りたい! → 高級コンデジ
ダイナミックな写真や動画で個性的な作品を作りたい! → アクションカメラ
というのが、良いのではないでしょうか?
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