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個人的に思うロードバイク用カーボンパーツへの期待と不信感

個人的に思うロードバイク用カーボンパーツへの期待と不信感
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どうもこんにちは!カーボンパーツへの不信感の強いu’uchu(@uuchu_space)です!

近年のロードバイクのパーツには、大きく分けて2種類あります。

それは、「アルミ」と「カーボン」です。
厳密に言えばもっとあるよ!って言うのは今回はやめてください。知ってます。

「時代はカーボン素材だぜ!」
「今どきカーボンじゃないなんてロードバイクじゃねえwwww」

こんな”マウント”に近いことを言う方が最近増えているようですが、果たしてそうなのでしょうか?

これらに対する個人的な思いを、たまには晒してみたいと思います。

もちろん私は「ロードバイク界隈のプロ」ではなく、ただ単にロードバイクが好きな人間ですので参考までにとどめてください。

この記事の内容

  • カーボン素材がこれだけもてはやされるワケ
  • それでもやっぱり「カーボン」は安心できない
  • 「カーボン素材」に任せられるパーツ・任せられないパーツ

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ロードバイクにこれだけカーボン素材がもてはやされるワケ

ロードバイクにこれだけカーボン素材がもてはやされるワケ

ロードバイク界隈だけではなく、世界的に「カーボン素材」が神の素材のように扱われ、もてはやされているのには理由があります。

それは、以下の理由です。

  1. 強度が鉄の約10倍 ▶ 高強度
  2. 比重は鉄の約1/4 ▶ 超軽量
  3. 加工が容易で形状の制約が事実上無い

一言で言えば、「めちゃめちゃ硬くて軽くて成形しやすいフリーダムな素材」ということです。

これをロードバイク用に科学していきます。

剛性無くては走れない!ロードバイクの悲しい矛盾

ロードバイクでは、走者がペダルに対し力を加えそのちからを伝達し、なんやかんやあって推進力に変えます。
省きます。

その際に「強度」と「剛性」そして「振動吸収性」という言葉がポイントになってきます。

そもそもペダリングに対する”負荷”に対して壊れない「強度」を持っている必要があり、その先に適度に”しなる”「剛性」が求められ、走行に伴うショックを和らげる「振動吸収性」が必要とされます。

ここで出てきた「強度」というのは、簡単に言えば”素材自体の頑丈さ”といえます。

紙と鉄では、鉄の方が「強度」があります。

「剛性」はすこし難しく、簡単に言えば、「しなりにくさ」のことを指します。

割り箸を折ろうとチカラを入れてみると、チカラを入れるに従い”しなって”きます。

このしなりを「剛性」と思ってもらえば、よいでしょう。

剛性が保たれている間は物体構造を保っていられますが、それを超えた段階で破断(=破壊)されてしまいます。

「振動吸収性」では、様々な要因が混ざり合うため一言で言うのは難しいですが「振動減衰性能」の違いというのも影響してくるかと思います。

チカラが加わった際に適度に”しなり”が発生すれば、そのポイントでのチカラはなんとかなるでしょう。

しかし、チカラは波動としてやってくるので”減衰”することも重要となります。

この”減衰”能は、素材ごとに異なり「カーボン素材」は「アルミ素材」よりも良く減衰してくれます。

ちなみに「振動吸収性」の重要性は、既に周知の通り「乗り心地」に影響にするため決して無視出来ない要因なのです。

これらのことから、「カーボン素材」というのは応力(=ペダリング)が加わった際に負けない「強度」と「剛性」を兼ね備え、さらには優れた「振動吸収性」を持つ夢のような素材のため世間一般にも重宝されるのです。

とはいえ、「カタイほうがチカラが伝わるから良い!!」と言っておきながら「適度に衝撃を和らげてくれる方が良い!」なんて、サイクリストはいかほどにワガママなんでしょうか。笑

カーボン素材は加工しやすい→どんな形のフレームも作れる

「カーボン素材」がロードバイクで重宝されるのには、「加工のしやすさ」もあると思います。

アルミなどの金属を加工する際は、パイプ状に成型したアルミを切ったり曲げたりしながら溶接する必要がありました。

更には強度を保つために、パイプ自体の厚みなどを調整する必要もあったのです。

そのため、アルミを使用したロードバイクはどれも似たような形状になりがちなのです。

対して「カーボン」を使用したロードバイクは、カーボンファイバーを織り込んでいくだけなので事実上どのようにも成型出来てしまうのです。さらには軽い

故に空気を整流させより抵抗を削った、「エアロロードバイク」なんてのもカンタンに作成できるようになったのです。

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”夢”のような素材「カーボン」それでもやっぱり安心できないワケ

”夢”のような素材「カーボン」それでもやっぱり安心できないワケ

こんなにもいい事づくしの素材「カーボン」ですが、どうしても気になる点があります。

  1. 価格が非常に高い ▶ アルミの3倍ほど?
  2. ”壊れ”やすい ▶ 扱いづらい

【高価】カーボンはアルミの3倍ほどの価格がする

やはり『最新素材』ということでカーボンは、「高価」です。

単純に比較するのは難しいのですが、アルミと比較してカーボンはおおよそ3倍ほどの価格であることが多いです。

  • ロードバイク完成車 ▶ 20万円以上
  • パーツ ▶ 1万円以上
  • ホイール ▶ 10万円以上

カーボンは強度はあるのに”壊れやすい”から扱いづらい

「カーボン素材は鉄の約10倍の強度がある」

そんなふうに言われるのに、”壊れやすい”ってどういうこと?と思うでしょう。

一言で言うならば、「カーボン素材は1点に集中するチカラに弱い」ということです。

同じ炭素のダイヤモンドが良い例で、ダイヤモンドは摩擦などにはめっぽう強いですが、ハンマーなどの衝撃には非常に弱くすぐに割れてしまいます。

また、「想定外の方向からのチカラにも弱い」という弱点もあります。

このことから、ロードバイクでは以下のようなシチュエーションで壊れやすいと思います。

  1. 立て掛けていたロードバイクが風で倒れた
  2. 運搬時にどこかにぶつけてしまった
  3. 過度なトルクでカーボンパーツを取り付けてしまった

アルミにせよカーボンにせよ、壊れるときは壊れますが「ちょっとしたことで壊れてしまう」ということはなんとなく想像できたかと思います。

これらは、アルミであれば”へこむ”程度で済む場合もありますが、カーボンであれば一発廃車になる可能性が高いです。

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それでも「カーボン素材」は良い!!任せられるパーツ・任せられないパーツ

それでも「カーボン素材」は良い!!任せられるパーツ・任せられないパーツ

これまで「アンチカーボン」みたいなことを言ってきましたが、それでもやはり「カーボンパーツ」というのは憧れですし、そのスペックの高さは非常に惹かれます

そこで個人的に「これはカーボンでも良いかな?」と、考えているパーツを上げていきたいと思います。

カーボン素材でも良いパーツ

  1. サドル
  2. シートポスト
  3. プーリー
  4. マウントなど

これらのパーツは、カーボン素材でも良いかな?と、個人的に思っています。

その理由は、「万が一壊れても命に関わらない」からです。

「サドル」や「シートポスト」は、振動吸収性や軽量化にさほど貢献しないとされていますが、万が一壊れたからと言って命を落とすことはまずありえません。

であれば、「所有感」や『あこがれ』「軽量化」などで交換しても安心できます。

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カーボン素材だと不安なパーツ

  1. ハンドル
  2. ステム
  3. ホイール

これらのパーツは、カーボン素材だと個人的に非常に心配です。

特にハンドル周りはダンシングなどで非常に大きなチカラが加わるところで、万が一折れてしまったらなすすべもなく地面に顔面を強打することが容易に想像できます。

もちろんメーカー側もしっかりとしたテストや実績のもとで販売しているでしょうから、過度な恐怖心は禁物です。

しかし、レース映像で選手のハンドルがグワングワンしなっていたのを見ると、怖くて使用する気になりません・・・

ホイールにも同様のことが言えるのですが、「ブレーキの効きが悪い」「走行中にブレーキの熱で溶ける」というのも合わせて不安要素です。

まとめ:「アルミだから良い」というわけではないが「カーボンだから優れている」は間違い

ココまでさんざん好き勝手言ってきましたが、もちろん「アルミだから良い」というわけではなく、「カーボンだから良い」点も数多くあります。

最終的には個人の許容感次第ですが、カーボンの欠点を知っていて使用するのと知らずに使用するのでは、内容が大きく変わるのは間違いないでしょう。

皆さんは、どのように感じますか?

ぜひ、コメントやリプライ待ってます!

ABOUT ME
ゆう
仕事も趣味もどっちも楽しむ今を生きる「医療系サイクリスト」ブロガー。 関東を活動拠点として休日は、まるで徘徊老人のごとく「ロードバイク」で県内を徘徊する日々を過ごす。

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